CentOs8 n packageを利用して最新版のnodejs環境を構築する

作成日 2020.01.17
更新日 2020.12.16
centos8 node.js
centos8, node.js

標準リポジトリだとバージョンは10.16.3だったので、最新バージョンを利用するためn packageを利用して環境を構築します。

1. 環境
2. 標準リポジトリバージョン確認
3. n package インストール
4. node.jsバージョン確認

環境

OS Centos 8.0.1905 (Core)

標準リポジトリバージョン確認

## 確認
dnf info nodejs

<出力結果>
名前         : nodejs
エポック     : 1
バージョン   : 10.16.3

10.16.3なので、最新バージョンの安定版である12.13.1( 2019年/12月時点 )をインストールするためにn packageを利用する。

n package インストール

n packageをインストールするため、まずnodeをインストールします。

##　必要
dnf install gcc-c++ make

## nodeインストール
dnf install -y nodejs

## n packageインストール
npm install n -g

nがインストールできたので、最新版のnode.jsをインストールします

n stable

<出力結果>
installing : node-v12.13.1
       mkdir : /usr/local/n/versions/node/12.13.1
       fetch : https://nodejs.org/dist/v12.13.1/node-v12.13.1-linux-x64.tar.gz
   installed : v12.13.1 (with npm 6.12.1)

Note: the node command changed location and the old location may be remembered in your current shell.
         old : /usr/bin/node
         new : /usr/local/bin/node
To reset the command location hash either start a new shell, or execute PATH="$PATH"

さきほどインストールしたnodejsはアンインストールしておきます。

dnf remove -y nodejs npm

シェルも再起動しておきます。

exec $SHELL -l

node.jsバージョン確認

node.jsのバージョンを確認してみます。

node -v

<出力結果>
v12.13.1

12.13.1になっていることが確認できます。

npmのバージョンも確認しておきます。

npm -v

<出力結果>
6.12.1

6.12.1となってますが、最新は現時点( 2019年12月 )では6.13.2なので、アップデートしておきます。

npm update -g npm

<出力結果>
/usr/local/bin/npm -> /usr/local/lib/node_modules/npm/bin/npm-cli.js
/usr/local/bin/npx -> /usr/local/lib/node_modules/npm/bin/npx-cli.js
+ npm@6.13.2