FreeNas windowsユーザーからアクセス可能に設定する

FreeNas windowsユーザーからアクセス可能に設定する

windows環境からの利用がメインなので、FreeNasのGUI上からアクセスできるように設定します。

環境

  • OS  FreeNas 11.2-U6
  • Hyper-V バージョン: 10.0.18362.1

ユーザー作成

まずはwindowsと同じユーザーを作成します

Accounts/Usersより「ADD」をクリック

Fullname : 任意の名前

name : windowsと同じアカウント名 を入力

Password : windowsと同じパスワードを入力

入力が終われば「SAVE」ボタンをクリック

これでユーザーが作成しました。

Poolの作成

Poolを作成します

Storage/Poolsより「ADD」ボタンをクリックします

「CREATE POOL」をクリック

Name : 任意の名前

を設定し「SUGGEST LAYOUT」をクリックします

※da1というディスクは今回はHyper-V上の仮想ハードディスクです

「CREATE」ボタンが有効になるので、「CREATE」ボタンをクリック

Warningが表示されます。

選択したハードディスクが初期化されるという警告なので、問題なければ「CREATE POOL」をクリックします

Poolが作成されます

次にDatasetを行います。右にある緑枠で囲まれた箇所から「Add Dataset」をクリックします

Nameに任意の名前を入力して「SAVE」をクリック

ここでは「share」という名前で作成してます

これでDatasetが作成されました。

次に作成したDatasetにPermissionを設定します。

右にある緑枠で囲まれた箇所から「EditPermissions」をクリックします

Userにさきほど作成したuserを設定します。Groupも、とりあえず同じものを設定します

「Mode」も下図のように Owner と Groupだけを全てチェックします

次にwindow SMBの設定を行います

Sharing/SMBより「ADD」ボタンをクリックします

さきほど作成した「share」を選択して「SAVE」をクリック

全ての設定が終わったので、一応smbを再起動しておきます。

ServicesよりRunningにあるスライドを動かして停止させます。

再度、スライドさせ有効にします。ついでに Start Automatically も有効にしておきます。

これで、設定は完了です。

Windowsからアクセス

作成したユーザーでログインしているwindowsからアクセスしてみます

ファイル名を指定して実行より、設定プライベートIPにアクセスします

資格情報の入力を求められることなく、アクセスすることが可能です

shareにもアクセスでき、ファイルも作成することができます